雪山1年目に行きたい!目標とするアルプスと八ヶ岳の山々

唐松岳山行

2016/17シーズンの雪山はもう行かれましたか?
雪も徐々に増えていって本格的な雪山シーズンになってきましたね。

さて、先日のクリスマスの3連休で雪山デビューした方からこんなご質問が寄せられました。

夏山ならアルプスも隈なく行ったし、八ヶ岳や全国の百名山も歩き尽くしました。
雪山1年目は何を目標にしたらいいのでしょうか。

空気の澄んだ山々と雪化粧と太陽の最高の組み合わせはあなたを夢中にさせてくれます。
今回はあなたに目指して欲しい雪山を景色と合わせてお届けしたいと思います。

アルプスの絶景が目標

日本人といえば富士山ですが、登山者にはやはり日本アルプスが人気。
北アルプス、中央アルプス、南アルプスは国内有数の山岳地帯であり別格の人気を誇ります。

夏に行ったあの山に雪山でも行きたいと思うのが登山者の本音ではないでしょうか。
雪山のために登山靴、アイゼンをはじめとして装備を買い揃え、雪上訓練も受けました。さぁ何を目標にしようかといった時に真っ先に思いつくのがアルプスという方も多いようです。

唐松岳が最適

唐松岳山行

唐松岳山行中に見える景色

雪のアルプスデビューに唐松岳が最適です。

八方尾根にあるスキー場のリフトを使って標高を稼ぎます。
一番高いリフトの終点で降りると年間を通して営業している八方池山荘がありますので、前泊をして山頂を目指しましょう。

八方池山荘

八方池山荘

唐松岳まではおよそ4時間から5時間程度の道のりです。往復で8時間は見ておくと安心です。
途中ケルンが目標となり山行時間の目安にもなってくれます。

石神井ケルン

石神井ケルンは別名八方山ケルン

朝一番のロープウェイやリフトを乗り継いで行けば、日帰りでの山行計画も無謀ではありません。
しっかりと体力をつけて登るようにしてください。

唐松岳はアルプスでは初心者向きの山とされていますが、アルプスの山々は厳しいもので優しい山とは言えません。
厳しい風が吹き、気温も低いため注意が必要です。しっかりとした準備と経験を積んで臨むようにしましょう。

 

燕岳も面白い

クリスマス前から1月上旬頃までの間冬季営業として燕岳の登山口・中房温泉と燕岳の稜線上にある燕山荘は営業をしています。

深夜バスなども走り、深夜特急ムーンライト信州も走るため首都圏近郊からのアクセスも良くなります。

1年目からいきなり燕岳はハードルが少し高いかもしれませんが、バリバリ雪山に行き、諸先輩方やガイドのOKが出るようでしたら登ってみることをお勧めします。

 

八ヶ岳を目指そう

雪山一年目にどこを目指すべきですかと問われれば、八ヶ岳と答えます。
初心者からベテランまでが集まる八ヶ岳山域は様々な楽しみ方であなたをもてなしてくれます。

硫黄岳

硫黄岳に登ってみよう

入門編から始まる八ヶ岳

北横岳

北横岳への道

初めての山が北横岳という方も多く、山頂駅までロープウェイで行くことができます。
山頂駅前にある坪庭から登り始めて北横岳ヒュッテまでがおよそ1時間。北横岳ヒュッテを出ると15分もあれば山頂に立つことができます。

十分な防寒対策、防風対策ができれば軽登山靴に軽アイゼンで登ることもできるので夏山に一緒に登ったお友達を誘って行きやすいのもお勧めできるポイント。

入門編として親しまれている北横岳は軽アイゼンでも登ることができ坪庭の散策なども人気で、スノーシューやワカンを使用したスノーハイクも出来るのでぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

初めての小屋泊も八ヶ岳

赤岳鉱泉

赤岳鉱泉の看板

雪山に慣れてくるとだんだんと南八ヶ岳が非常に魅力的になってきます。
南八ヶ岳に行く前に登っておきたいのが北八ヶ岳の最南に位置する天狗岳。東西二つのピークから成り立つ天狗岳は北八ヶ岳最高峰の山。
そして南八ヶ岳で最初に登って欲しいのが硫黄岳になります。山頂から見える雄大な景色は最高のご褒美としてあなたの目に焼きつくことになります。
夏の登山シーズンでも人気の黒百合ヒュッテや赤岳鉱泉などは通年営業をしており、初めての小屋泊の場所としてもお勧めです。天狗岳に登る際は黒百合ヒュッテ、硫黄岳に登る際は赤岳鉱泉をご利用ください。

硫黄岳からの景色

硫黄岳からの景色

 

まとめ

雪山初年度でアルプスの山々は少し早いのではないか。

そんな声が諸先輩方より聞こえてくるかもしれません。
しかし、バリバリ雪山行きたいんです。という方にはアルプスや八ヶ岳に行っていただきたいと願っています。

北横岳を始めとして、硫黄岳や天狗岳など楽しませてくれる雪山が八ヶ岳にはたくさんあり、また八ヶ岳ブルーと呼ばれる綺麗な青い空が待っています。

泊まりは小屋泊から。

雪山の寒さを十分に経験していないことからテント泊は1年目からはあまりお勧めしていません。
1日の日帰り山行だけでなく、小屋泊を経験して欲しいと思います。

今回ご紹介した山は北横岳を除き、ピッケルや重登山靴(4シーズン)含め雪山用の登山靴は必携装備になります。
しっかりとした装備を整えて行くようにしましょう。

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