【本当に知ってる?】Gore-Texって何?

よく雨具やハードシェルの相談を受けるのですが、その中でGore-Texを絶対条件に入れる方が多いです。

そんな方はどうしてGore-Texにこだわるのでしょうか。

ちょっと疑問を深堀りしながら、実際何が良いのか探ってみたいと思います。

Gore-Texってなんですか?

良い質問です。

Gore-Texは防水透湿性素材の商標名になります。
日本語表記ではゴアテックスと書かれています。

ん?待ってください!

それは他の商品でも防水透湿性素材は使われていますよね??

例えば、H2NoやドライQエリート、ポーラテックなどがあります。
防水性、透湿性など数値化していますので気になる方は比較してみると良いかと思います。

※身体の内から発する湿度を外に逃がす透湿機能と衣服の外からの雨や水気などを防ぐ防水機能を持つ素材のことを指します。

 

Gore-Tex製品を見る時に注意するポイントは?

いくつかの種類が存在しており、Gore-Tex・ゴアテックスと書かれていれば大丈夫かといわれるとそうではありません。ロゴなどの表記があるだけで勘違いされる方も多くいらっしゃいますので、注意するようにしましょう。

Gore-Texの種類

Gore-Texの素材はメンブレンという生地のことをいいます。
それは大きく分類して3つ。

  • Gore-tex
  • Gore-windstopper
  • Gore-thermium

この中でも多くの登山者によって支持されているのがGore-texになります。
細分化してみるとさらに3つに分類されます。

  1. Gore-texプロダクト:PACLITE、C-KNIT
    ハイキングやサイクリングに適したPACLITE、快適性をより追求したC-KNITなどが代表的な素材です。
  2. Gore-tex-Proプロダクト:マイクログリッドバッカー
    優れた耐久性、堅牢性を兼ね備えながらも高い透湿性などを実現したGore-Texが誇る最上級の素材です。
  3. Gore-tex Active プロダクト
    軽快な動きで高い運動量を必要とするときに高い透湿性の素材が有り難く感じる素材で、非常に軽量です。

 

ラミネート

前述の通り、メンブレンを他の生地と加工することで製品になります。
各メーカーが競い合う部分でもありますが、すべての製品は製品化にあたってGore-Tex社の耐久テストをクリアしている製品になります。

ラミネート構造の種類は3つです。

  • 3層構造(レイヤー)

GORE-TEX® メンブレンを表生地と裏地の間にサンドイッチ状にラミネート(貼り合わせ)した一枚地のファブリクスです。おもなアイテムとしてはレインスーツ、アルパインジャケット・パンツなどがあります。摩耗や引き裂きに強い、耐久性のある製品が多くつくられています。

  • 2層構造

GORE-TEX® メンブレンを表生地のみにラミネート(貼り合わせ)したもので、メンブレンを保護するために裏地付きで使われます。おもなアイテムとしては、メッシュ素材などをダウンや中綿などとの組み合わせで保温性重視のジャケットやパンツにも使われます。

  • Zライナー構造

GORE-TEX® メンブレンを軽量な生地と貼り合せ、そのラミネートをウェアの表生地と裏地の間に吊り下げます。縫い目のシールが少なく、ウェアをより自由なデザインで作ることができます。インサレーションにも使われます。

用途によって、重量、素材、手触り、耐摩耗性などの特徴が異なります。用途に合わせてお選び下さい。

 

Gore-Texじゃないとダメなの?

これははっきりとしたことが言えますが、答えはNoです。

Gore-Tex製品でなくても全然問題ありません。
雪山向けの製品においてはポーラテック素材が使われている物も多く販売されています。

筆者もポーラテック製品を使用していますが、柔軟性が高くフリースなどで愛用しています。

それでもGoreGore-Tex製品は耐久テストを行うなど信頼性向上に努めており、メンテナンスの難しさこそありますが厳しい雪山環境においては信頼に足る製品を多く出している素材のひとつだと考えています。

 

Gore-Texまとめ

10年以上前のGore-Tex素材を用いた装備を愛用している筆者ですが、メンテナンスの難しさやメーカー選定の難しさなどは感じています。
かといって、欠かせない素材のひとつである以上は末長く付合っていきたいものですよね。
素材の特性やメンテナンスの仕方などを学び、上手に付合っていきたいと思います。

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