聞きたい!気になる!雪山情報

雪山登山を始める時に調べたこと・気になること

これから登山を始める方、雪山登山入門者、雪山登山を始めたばかりの方からヒアリングをさせていただいた内容をまとめさせていただきました。みなさんが同じことを考えていたり、悩んでいたりしますので、安心して雪山登山を始めていただきたいと思います。

何もわからないから、とりあえず本を買って読んだ。

本や机上講習会に参加するのが始めの一歩という方も多いことでしょう。

ネット社会になっていますので「雪山 登山 初心者」で調べてみるのも一つといえます。

 

最低限必要な道具が知りたかった。

机上講習会に参加して道具について疑問がという方も多いですね。

気軽に聞ける場があればいいのですが、なかなか無いので雪山をこれから始めたい!という初心者の方のためにネット上でこういう場を作った次第です…

※最低限必要な道具はこちらに掲載されています。

 

・「危険って何が危険なの?」という部分がわからず調べた。

末端が冷えるから靴下と手の指対策を考えた。

寒さ対策はとても大切なことです。
靴下の厚みを工夫したり、足先にホッカイロを入れることが対策として考えられます。
手の指はグローブのレイヤリングが大切になりますが、万が一濡れた時などは予備のグローブが必要になりますので準備しておきましょう。

凍傷に敏感になった。

指先、足先から敏感になるものです。前述の通り、寒さ対策はしっかりとるようにしましょう。
また顔の凍傷が忘れられがちです。気温が下がり、風が吹いている時には防風対策などが必要になりますのでバラクラバやゴーグルなどを装着するようにしましょう。
アウターやフリースで顔の顎の部分から頬まで覆うことができるものもありますので、そういったものもオススメです。

 

寒さ対策について

何を着ればいいのか。

防風対策と防寒対策を考える必要があります。
強風が身体から熱を奪うことで寒さはより一層増します。防風対策として、シェルと呼ばれるものがあれば最低限は十分です。ハードシェル、ソフトシェルなどありますが、雨具が一番身近な防風対策になりますので、これからゼロから装備を揃えるのでしたら雨具だけ買ってください。
(雨具はお金をかける装備の一つですので、安物買いの銭失いのようなことがないようにしてください。)

 

寒さは着込めばある程度解消しますが、運動・登山をしていると身体から熱が起こります。そんな時に脱ぎ着しやすいものがいいかと思いますし、動きやすいものがオススメです。

オススメするのはフーディニのパワーフーディ。少し高額ではありますがベストバイの一品。
各メディアでも女性登山愛好家が絶賛する一着で、実際に筆者も着ていますが、フィット感、寒さ対策、防風対策において満足しており、雪山には欠かせない一着になっています。

逆にオススメしないのはダウンジャケット製品。山小屋や休憩中の防寒着としては最適ですが、行動中には熱がこもり不適と言えます。

 

雨具じゃダメなのか?普通のハードシェルじゃダメなのか?

前述の通り、雨具で大丈夫です!
新しく買い直すなら違うところに予算を回しても良いと思います。

 

どれぐらい寒いのか。

12月ー3月までは非常に寒く、4月ー5月も寒さが残ることがあるので寒いと思っておいてください。
その上で−10℃前後とだけお伝えしておきます。

もちろん−20℃まで冷え込むこともあります。
逆に0℃くらいで落ち着く日もあります。

予報を良く読み、万全の準備をしていきましょう。

 

アンダーウェア(下着)について。

下着は速乾性のものがオススメです。
寝る時はタイツを履いて寝るのがオススメ。ただし山小屋によってはものすごく暖房の効いているところもあります。それでも明け方には冷え込んでいることもあるので、寒がりな方にはタイツは必須とお伝えしています。

たまに毛糸のパンツを履いている方もいますが…止めません!笑

下着→タイツ→毛糸のパンツ→パンツ→シェル
どんだけ!?って思うかもしれませんが、、、そこは履いてみての感想お待ちしております。

 

道具について

靴は冬用が必要なの?普段の登山靴じゃダメなの?

雪の降り始めの頃、積雪量が多く無い頃であれば軽登山靴と言われる登山靴でも問題ありません。
軽登山靴に軽アイゼンを装着することで歩行はできます。

積雪量が多くなり、また寒さが厳しくなってくる頃になると軽登山靴での登山は難しくなります。
軽登山靴がよりしっかりしたものになると重登山靴、アルパインシューズなどと呼ばれる登山靴になります。
防寒性が高まり、ヒールが硬くなること(またコバがつくこと)でアイゼンの装着ができるようになります。

防寒の重要性はご想像いただけるかと思いますが、指先は寒さに非常に敏感なため生地や作りがしっかりした登山靴が必要になります。
また歩行時にスリップなどの危険性が高まることを考えると爪の多いアイゼンの装着は必須となります。

 

アイゼンって6本じゃダメなの?

爪の数や作りによって異なりますが、一般的に6本のアイゼンは軽アイゼンに分類されます。

用途によって使い分けをされる方もいらっしゃいます。例えば4本爪の軽アイゼンよりも細かい爪がたくさんついたチェーンスパイクの方が歩きやすい場合などもあります。
また大きい爪の4本爪と小さい爪の4本爪の軽アイゼンによっても用途は異なります。
急な傾斜の雪面で軽アイゼンを使うことはまずありませんが、なだらかな傾斜で凍っている氷の斜面の場合はチェーンスパイク、積雪量が5cm程度の場合は4本爪の軽アイゼン、気持ち傾斜角度がキツくなってきた場合は6本爪の軽アイゼンなどを選択という具合です。
軽アイゼンで行ける場所、歩ける場所は個人差(体重差、姿勢)や経験差が出ますので、何度か使っていただき自分にあった形で用途を決めて使っていただければと思います。

 

 

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